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『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』(ファイアーエムブレム あんこくりゅうとひかりのつるぎ〔サブタイトル「暗黒竜と光の剣」の「剣」の部分の読み方については、テレビコマーシャルでも「ファイアーエムブレム」の部分しか読まれなかったため公式に提示された読み方はなく、資料により「つるぎ」と「けん」が併存していたが、ゲーム本編ではメッセージが全て平仮名と片仮名で構成されており、第14章「かなしみのだいち・グラ」でモロドフがファルシオンを「ひかりのつるぎ」と呼んでいることから、「つるぎ」と言う示唆的なものしか無かった。しかし、『新・暗黒竜と光の剣』ではテレビコマーシャルでも「けん」と呼んでいる(本編中のメッセージは漢字を使用、ルビ無し)。同様の事例として、『ファイアーエムブレム 封印の剣』と続編『烈火の剣』が前者が「ふういんのつるぎ」であるのに対して、後者は「れっかのけん」に変更されている。そのほかに、箱田版のドラマCDでは、タイトルが「暗黒竜と光のけん」と読まれている。また、『大乱闘スマッシュブラザーズX』の公式HPスマブラ拳!! の日本版とアメリカの英語版以外の「音楽」の隠しコンテンツ「隠しを含めた全曲リスト」では、「Hikari no Ken」と表記されている。欧州版『新・暗黒竜』公式サイト の「Media」のコンテンツから「Video」での『暗黒竜』の紹介においては、「Tsurugi」と表記されている。〕)は、1990年4月20日ファミリーコンピュータ用ソフトとして任天堂から発売されたシミュレーションロールプレイングゲームシリーズであるファイアーエムブレムシリーズ第一作目である。 なお、本項では必要に応じて『暗黒竜と光の剣』『新・暗黒竜と光の剣』をそれぞれ『暗黒竜』『新・暗黒竜』と略記する。 == 概要 == シリーズの第一作にして、シリーズ全ての基礎を築いた作品。他にもSLGRPGの先駆と共に、キャラゲーとしてメディアミックス展開を広げた先駆でもある〔第二次惑星開発委員会『PLANETS』2010年Vol.7「特集 ゲーム批評の三角形(トライフォース)」P50「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」より。〕。味方と一部敵キャラクターにその人物をあらわす顔が表示されたため、生きている存在とプレイヤーに感じさせ、感情移入を高めることに成功している。これまでの戦略シミュレーションゲームとは違い、ただの駒に過ぎなかったユニットに命と個性が付き、原則として戦いで死亡すると生き返らない〔復活の杖オームを使用することにより、特定のマップで1名のみ復活させることが可能である。〕というシビアなゲームシステムと重厚なファンタジーシナリオが話題を呼んだ。 発売当初はソフトの値崩れが激しく不評であったが、発売半年後に一部のライターが好意的に取り入れたり、遊んだゲームプレイヤーの口コミでファン層を増やした作品でもある〔ファイアーエムブレム・ザ・コンプリート「FE出生秘話」より。〕。 本作品が発売された当時、ゲーム画面を一切出さず「ファイアーエムブレムのテーマ」にのせて、中世騎士の格好をした一団が唱和するという、一風変わったTVCMが放送された〔任天堂公式ガイドブック ファイアーエムブレム百科 1990年5月20日発行 小学館(株) ISBN 4-09-104115-9〕。同様の趣向は『ファミコンウォーズ』や『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』などでもみられた。 『暗黒竜』のソフトに同梱されたアンケートハガキを任天堂に送ると、『小学館 任天堂公式ガイドブック ファイアーエムブレム百科』か『任天堂オリジナルマリオトランプ』の2択で賞品が当たる懸賞があった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fire Emblem: Shadow Dragon and the Blade of Light 」があります。 スポンサード リンク
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